これまで、建設・建築業界では、入札談合、耐震偽装、粗雑工事やデータ偽装など、法令を無視した行動により、企業が社会的信用を失う事案がたびたび発生しました。そして、こうした不祥事が起こる度に、その企業のみならず、各業界全体のイメージが損なわれ、事業活動にも悪影響が生じてきておりました。
それらのイメージを払拭し、業界の担い手を確保していくためには、各種法令を遵守するとともに発注者・受注者・元請・下請等適正な関係を構築することで、就業者の労働環境を改善し、ひいては業界全体のイメージアップを図っていく必要があります。
コンプライアンスは企業の社会的責任の基本であり、企業存続の前提です。当社では、コーポレート・ガバナンス、内部統制等の体制を充実し、透明性が高く、実効性のある経営基盤の整備を図るとともに、コンプライアンスを徹底することにより、ステークホルダーの期待と信頼に応えられる企業を目指してまいります。